
コーヒーは、味だけでなく「空間ごと、心に染みる飲みもの」だと思う。
私がバリスタを目指したのも、コーヒーがつくってくれる“空間の力”に救われた経験があったから。
苦しかった日々と、ふと立ち寄ったカフェ
当時の私は、生きるのがちょっと苦しかった。
日常が重くて、どこにも居場所がないような気がしていた。
そんなある日、通りがかりのカフェにふらりと入った。
店内は温かな照明と、穏やかな音楽、香ばしいコーヒーの香りに満ちていて。
無言で座っていても、誰にも責められない。
「ここにいていいんだ」と感じられた。
何より、どの店員さんも生き生きと楽しそうに見えた。
そのときの心の緊張が、すっとほぐれていく感覚は、今でも忘れられない。
その空間を、今度は自分の手で提供したいと思った
それ以来、私はコーヒーという存在に、強く惹かれていった。
味や淹れ方だけじゃなく、「その場の空気をどうつくるか」に心を配るバリスタという仕事に、憧れを持った。
誰かの“今日”をそっと支えるような、そんな時間を提供できる人になりたい。
そう思って、私はコーヒーの世界に飛び込んだ。
コーヒーは、優しい灯りみたいなもの
今でも私は、コーヒーの力を信じている。
忙しい日々の中でも、一杯のコーヒーがあるだけで、
“自分を取り戻す”きっかけになることがある。
心がザワつくとき、寂しいとき、ただ静かに「ここにいるだけでいいよ」と言ってくれるような、
そんな優しい灯りみたいな存在。
このブログでは、そんな私が出会ったカフェや、旅先で見つけたコーヒーたち、
取り寄せた豆たちとのエピソードを、少しずつ綴っていこうと思います☕️
読んでくれたあなたにとって、
この場所が「ちょっとだけホッとできる」時間になったら、とても嬉しいです。
✿ 次回予告 ✿
→#2 お気に入りカフェの条件とは?私が大切にしている“居心地の良さ”の基準
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